お題「これまで生きてきて「死ぬかと思った」瞬間はありますか?身体的なものでも精神的なものでも」
こんにちは、ふくまるです!
突然ですが私は小学生の時に、飴玉を3回も喉に詰まらせたことがあります。
1、2回目は少し騒ぎになっただけで済んだのですが、3回目は本当に死ぬかと思うほど大変苦しかったです。
今回は当時のことを振り返ってみようと思います!
一回目
1回目は、友達と私の家でかくれんぼをしていた時です。
私が鬼となり、隠れた友達を探していたのですが、その時飴玉を口の中に入れながら動き回っていました。
それでうっかり上を向いた時に、飴玉が喉の奥にすっぽりと落ちてしまったのです。
私はパニックになったというよりも、恐怖で動けなくなりました。
呼吸はできますが、呼吸をするたびに飴の詰まった喉が焼けるように痛くなるのです。
『私の人生はここで終わるのか。今までありがとう、みんな‥』
そう心の中で唱えて床に仰向けに寝転びました。
‥‥‥‥
ここで死んでやるものかっっ!!
すぐに起き上がって大声で友達と母に飴を喉に詰まらせてしまったことを知らせました。
喋るたびに喉がゴツゴツしてとても痛かったです。
その後は、友達が傍観している中で母に背中をバンバン叩かれ、いつの間にか飴は取れていました。私は一命を取り留めたのです。
2回目
2回目は外出している時です。
家族で出かけている最中、車の中で飴を詰まらせてしまいました。
ですが、今回は2回目というのと、詰まらせた飴がすでに小さくなっていたというのもあり、今回は冷静でした。
取れろ取れろと念じながら痛いのを我慢して、唾を飲み続けてたら取れました。
3回目
3回目は本当に死ぬかと思いました。
これは、家でテレビを見ていた時のことです。
舐めていた飴が、少し上を向いた時に喉に詰まってしまいました。
今回は、まだ舐め始めたばかりで飴玉のサイズが大きく、今までとは段違いに痛いです。
それに加えて、呼吸がしづらくなってきました。
家族に知らせると、家族全員私の背中をバシバシと叩きまくりました。
私は飴を外に出せばいいのか中に押し込めばいいのか分からず、細くなっていく呼吸の中ただただ混乱していました。
意識が朦朧とし始めた頃、いつの間にか飴は胃袋に押し込まれ、喉から取れていました。
私と家族は涙を流しながら抱き合いました。
家族に全力で叩かれた私の背中は、その日お風呂に入った時真っ赤になっていました。
もちろんその背中にヒリヒリとした痛みはありましたが、飴を喉に詰まらせた時の痛みと比べたら全然可愛いものです。
今思えば家族みんなして狂ったように私の背中を叩く光景は滑稽だったと思いますが、全力で私の背中を叩いて私の命を救ってくれた家族には感謝をしています。
この日以来、私は飴玉を一度も口にしていません。
他の人が飴を舐めているのを見てもドキドキしてしまいます。飴玉恐怖症です。
それにしても、背中を叩くよりもお湯を飲んで飴を溶かせばもっと早く取れたのでは、と思いますが、当時はみんなパニックになって冷静な考えができなかったのでしょうね(笑)。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
ふくまる